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エピゴノイ (叙事詩) : ウィキペディア日本語版 | エピゴノイ (叙事詩) 『エピゴノイ』(ギリシア語:, ''Epigonoi'', 意味は「子孫」)とは、テーバイ圏という叙事詩サイクルに含まれる叙事詩。『テーバイド』の続編にあたるが、古代には『エピゴノイ』は独立した作品でなく、『テーバイド』の一部と考える学者もいた〔パウサニアス、9.9.5〕〔Scholia on Apollonius of Rhodes 1.308.〕 。'', ''Epigonoi'', 意味は「子孫」)とは、テーバイ圏という叙事詩サイクルに含まれる叙事詩。『テーバイド』の続編にあたるが、古代には『エピゴノイ』は独立した作品でなく、『テーバイド』の一部と考える学者もいた〔パウサニアス、9.9.5〕〔Scholia on Apollonius of Rhodes 1.308.〕 。 == 作者 == ヘロドトスの『歴史』にはホメーロス作と書かれているが、その書き方は疑っているようである〔ヘロドトス『歴史』iv.32〕。アリストパネースのスコリアでは、作者は「アンティマコス」とされている〔Scholia on Aristophanes, Peace 1270.〕。アンティマコスとは、おそらく、テオースのアンティマコス(Antimachus of Teos)を指しているようだが、それを理由に、テオースのアンティマコスのものとされる題名のない詩行を『エピゴノイ』の一部とするのは憶測の憶測である〔Fragment 2 West; アレクサンドリアのクレメンス『ストロマテス』6.12.7.〕。アンティマコスという人物は他に、後世の叙事詩人コロポーンのアンティマコス(Antimachus)がいるが、その名前から、自作の叙事詩『Thebais』にその筋を取り込んだことで、伝統的な『エピゴノイ』を剽窃したと非難されたということだ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エピゴノイ (叙事詩)」の詳細全文を読む
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